この想いを伝えたくて

冬花と仲良くなったのは、これがきっかけ。

それから冬花は毎日放課後に、勉強を教えてくれた。


「長谷川!!見て!再試ほぼ、満点!」

「おぉー!やったじゃん!次は再試とらないようにね!」

「おう!」


ってことは、もう放課後一緒にいることはないのか。

なんか寂しいな。



「私だいたい放課後ここにいるから、またわからないとこあったら来てね」

「サンキュー!」

俺は笑顔で返事した。


宿題でわからないところ、小テストの範囲でわからないところがあるたび図書室に行った。

迷惑かもしれないけど会いたくて、ほとんど毎日のように図書室に行った。



関わるようになるにつれて、俺は冬花のことを好きになっていった。



でも、勇気がなくてなにも言えないまま、
今にいたる。