「え、あ、お、おはよう…ってゆーか、なんで私の部屋に入ってんの!?立ち入り禁止って言ってるじゃん!!」



 イケメン四人に朝から囲まれていたという異様な光景に、眠気がふっとんだ私は、ガバッと布団をはいで起き上がると、彼らをビシッと指さして言った。


  
 __しんっじられない!!



 レディーの部屋に、こんな大人数の男子でズカズカと…!!



 と、私が憤慨していると



 「お前の部屋に誰か一人だけ入っていくのは禁止って意味だよ。ずりぃじゃん。でも、俺ら四人で同時に入るんだったら別にいっかなーって話になったワケ」


  
 そう、スラスラと答えてくる彼ら。


 
 なにに、合意してんだか…



 そう、私が呆れていると「ほら、朝飯だぞ、早く来い」と、言われたので、しぶしぶ着替えることにした。