だから、一番最初で出戻り感満載の私を班長にする予定だった上川係長の勇退送別会で握手された時だけ、罪悪感を感じた。

鮎の実釣にマイカーで六回くらい一緒させてもらったり、ポニーテールの三つ編の私に帰省先のお土産に髪飾りを送られ(セクハラ)悩んだりとか……

いろいろあった。

だけど、握手のぬくもりが、お互いのエールに思えた。

別のイケメン神経質系先輩は、東南アジアの工場から無事に帰還の歓送迎会では「虐められ仲間」のカミングアウトをしてくれた先輩。となりの職場から姉の貞操観念などで、虐めにあってた私は結核(か肺炎)で入院し亡くなった先輩に母のもあわせて指を腐らせながら千羽鶴をニセット作り、一セットをあげた。

そしたら病床にも関わらず、私の探究してた男のオメカシを町中にお忍びで見せつけてくれた。
「インファナル・アフェア」のヤン(梁朝偉)にクリソツで先輩の方が先だった。それのエピソードをCLAMPが「ちょびっツ」で、ひそみの作法で描かれた為、亡き先輩の奥方に虐められるという、ド阿呆か馬鹿野郎みたいな目にあった。悲しすぎる(苦笑)