純白の華 【1】





「そんじゃみんなまたね!」

「あとは頼んだ」


あとは頼んだって、なんかかっこいいな。
俺の背中は任した!的な!!……いや全然違うな。うん


「はいはい、またね乃愛ちゃん」

「ばいばーい!!」


笑顔で手を振ってくれるみんなに、でっかく手を振る


「いっ、」

「うぇ!?ごめんなさい!!」


でかく振りすぎて隣にいた瑠衣叩いてしまった。


「ほんとごめん!大丈夫?」

頭を抑える瑠衣に焦り、顔をのぞき込む


ちゅ
「んっ!?」


のぞき込むなり、ちゅ、と可愛い音をたて離れていった瑠衣の顔



………





「ななななななっ、!!」

「もーらい」


下唇を舌で舐める仕草をする瑠衣は色気ムンムンすぎてむかつく。

くっそ、鼻血でそーだあほ



「…人が心配してたのになんてやつだ」