「ぬぉっ」
甘ったるいナオの雰囲気にどうしようかと慌てていると、急に後ろに引っ張られた
ぬぉっ、って…初めて言ったぞこんなん
後ろから包まれた瑠衣の温もり
なんだなんだ?
「乃愛、浮気」
「っ、ちがうわ!!」
「俺以外見ないで」
ぐはぁっ!!
後ろから抱きしめられ、横から顔を覗き込まれる
耳やほっぺにかかる瑠衣の声に心臓ばっくばくだ
「ここでいちゃいちゃすんな〜」
「いちゃいちゃなら帰ってしてくださーい」
ハルとレイのからかうような声に、ハッとして急いで瑠衣から離れる
「……」
「…早く帰ろ?」
「っ、ん」
寂しそうな顔をする瑠衣にそう言うと、顔を赤くして頷いた
……なぜ顔赤くなった。


