言った!!
と思って瑠衣の反応を待つが、
「……」
「……」
あれ、ちょ、瑠衣さん?
「瑠衣ー?」
「……」
「るーい」
「……」
「おいこら」
「っ、」
2回目自分で気持ち悪くなるよーな甘えた声だしたのに
……消えてぇ。
3回目低い声で言うとやっと反応した瑠衣
なんかこんなこと前にもあった気がする。
「瑠衣、まだ私のこと好き?」
「っ、当たり前だろ」
「っ!!、そ、っか」
今度はすぐにこたえてくれた
…ふふっ、よかったあー
瑠衣なら、と信じてたけど、絶対的な自信はなかった
「瑠衣好きっ」
「俺も」
抱きつくと、しっかり受け止め抱き締め返してくれる瑠衣を手放さなくてすんでほんとによかった
「もっと、ぎゅってして?」
「っ、〜〜〜ん」
瑠衣のしっかりとした胸板に頬を擦り寄せながら言うと、
一瞬瑠衣の体が固まったが、すぐに強くぎゅってしてくれた
「へへっ」
隠しきれない嬉しさから、ついニヤける