純白の華 【1】





というか、



「黙っててごめんなさい!」


「……。」


「私はこの通り桜咲で、ハッカーの華蓮もやってます!」



全員に聞こえるように、普段ださない大きな声で伝える


…反応こわいな




「え!?華蓮ものんちゃんなの!!?」

「えっ、うん」



「すごー!!!」

「すっげえ!!!」

「かっくいー!!!」




「…え、っと。」


これはどう反応すれば…



うーんと考えていると、ふと頭に乗ったぬくもり



見上げると、優しく微笑む瑠衣の姿


「みんな、桜咲と華蓮に憧れてて嬉しいんだよ」


「っ、でも私だまってて」

「桜咲も華蓮も、そう簡単に言えることじゃないだろ?


それに、俺らは桜咲に感謝してるから尚更」


そう言った瑠衣に、


そういや前にレイも言ってたのを思い出した




そういや、レイたちの声あんま聞こえないな…



一緒にいるであろうカナの声のしていた方を向くと、


「…ん?」


やたら目を輝かせている幹部


いやみんな目輝いてんだけど、なんかそれ以上に、すんごいんだよ




「あいつらも俺もずっと桜咲に会いたかったんだよ」


不思議な顔してた私に気づいて教えてくれた瑠衣




…なんか微妙な気持ちなるな、


いや嬉しいんだよ?会いたいとまで思ってもらってて



けど、私が桜咲って知らないあいだも瑠衣は桜咲に会いたいと思ってたわけで…

桜咲と私は同一人物だけど、違って


……なんてゆーの、すんごい簡単に言えば二重人格的な?

別にそこまでじゃないんだけどさ