純白の華 【1】






「のおおおおああああああ!!!!」



「ぐえっ」




目の前にいた私を見つけるなり叫んで飛びついてきたのは、



「圭介、乃愛死ぬぞ」


久しぶりの圭ちゃん

このまえ体育館裏で寝ちゃった愛を運んでもらうときに呼んだ保健医



てか優ちゃん勝手に死なすなばか


「うわー、のあちゃんごめんよ」


「………」


優ちゃんに言われ、私から急いで離れるなり、明らか謝る気のないばか圭ちゃん

無視だ無視。




「のあちゃん?のあちゃーん??」


「…優ちゃーん」

「のあのばかあああああ!!!」


無視して、優ちゃんに抱きつきに行くと、泣くふりして叫ばれた



「乃愛、久しぶり」

「うんっ、」



優ちゃんにもスルーされた圭ちゃんを慰めるこれまた久しぶりな環と聡


警察官である2人には、ナイフが出てきたときに対応してもらえるように来てもらった


2人なら仕事柄銃使えるからね。




「みんな、忙しいのにありがとう」


優ちゃんに抱きつく腕を緩め、みんなの方をみながら感謝の気持ちを伝える



…けっこう急だったし、みんな仕事忙しいのに来てくれた




「まあ乃愛を助けるより優先することとかないし。」

「俺らも久々に集まったからねー」

「そーそ、しかも悪いヤツ捕まえんのは俺らの仕事だし?」

「…みんな乃愛の助けになれて嬉しいんだよ、だから気にすんな」



「…うんっ!!」


優しく笑顔で言うみんなに、
優しく頭を撫でながら言った優ちゃんに、
私は笑顔で頷いた


ほんとに、みんな大好き




そういや、

「みんな集まんの久々なの?」


さっき圭ちゃん言ったけど…

暁月2代目で集まったりあんまないのかな



「優紗と俺、環と聡は仕事場一緒だけど、4人はあんまないんだよなー」

「予定合わないしなー。」

「そーそ、けど集まりたいとは思ってたから、俺らも乃愛に感謝してる」


最後の優ちゃんの言葉にうんうんと頷くみんな。


…優しすぎて泣きそうだ