純白の華 【1】






「乃愛っ…」



そんな悲しそうな目で見られても、私は決断を変えるつもりはない



「すぐ、落ち着かせて、ちゃんと戻ってくるから」


慰めるように、瑠衣の頬を撫で、


「ごめんね、瑠衣。好きだよ」


そう呟いて、瑠衣の唇にキスを落とす


短くて、けどしっかりと感じた瑠衣の温もりに、離れたくない。なんて思ったけど、
今はたぶん離れてないとお互いがダメになる



「じゃあね」



それだけ言って、床に落としてた鞄を拾って空き教室をでた