「え、のんちゃんて頭いいのー?」

「え、うそ」


そんなジト目で見なさんな奏さんよ

てかいたのか暁月
影うっす。

テストだからか全員集合だ。




えー、この1ヶ月、暁月とも仲良く過ごしてます。
学校では涼太と暁月とずっと一緒

煌雅も学校の奴らは変わらずずっと私を睨んでる


愛にはあの日の翌日、

────────


「煌雅には死鬼のことも嘘のことも何も言わなくていい」

「え、なんで…」

「愛、煌雅が好きか?」

「…うん」

「なら、大事にしな」

「でも!それじゃ乃愛が…」

「いんだよ。せっかく居場所見つけたんでしょ?」

私には涼太や優ちゃんがいるし。
暁月はこれからもっと仲良くなりたい


「……」

「死鬼で苦しんだぶん楽しめ」

「っ、」

「それに、私愛よりも煌雅の方がムカついてたし。死鬼関係なしに」

「えっ?」

「だってさ、愛のことがなくても、みんな私のことなんか信じてなかった」

実際言われたしね

「っ!そんなことっ!!」

「…もし嘘のことがバレて責められたら私を呼んで。」

「…え?」

「私は愛の味方だからね」

「…乃愛。」

────────

てなことがあったんですよ。

愛はメールとか電話して、すんごく仲良し

学校では一緒にいれないし、しゃべれないけど、今度遠出でもしよーってなってる

まあこの話はこんなもんかな




てかさ、
「嘘ちゃうわ」

「えー、だってノアちゃん馬鹿そう」

「死んでまえ馬鹿ハル」


馬鹿ハルのくせに生意気な


「いや、こいつまじで頭いい」


「「「……」」」

無言やめい


「え、だってのんちゃんだよ?」

「こんな抜けてる馬鹿なのに?」


ゲシッ

「「うっ」」

「黙れ馬鹿ども」


絶対お前ら馬鹿だろ


「のんちゃん蹴り強っ…」

「重いっ、」

まあ桜咲だしね


「わーかわいそうに」

「…棒読みえげつねえな」

それほどでもー

てか
「玲夜頭良さそうだよね」

「んー、でも瑠衣のがいいよ」


「……」

「…シュン」



…ななななんだこのかわいさは


嘘だという目で瑠衣を見ると、
シュンとした瑠衣


だめだかわいい


ギュー

「っ、」


「またかー」


かわいい瑠衣が悪い
抱きついたのは不可抗力だ