「…愛ってさ、」

ビクッ


愛の話が終わり、私が話そうとした瞬間、愛の肩がビクッとあがった

いやそんな驚かんでも、怒らんわ

とりあえず
「まじで馬鹿なの?」


「…え」


なにその変なもの見る目

私のこと大好きなんでしょーが


「私ねー、喧嘩できるんだよ」

「…」

そんな疑わないでくれたまえ

「ほんとだからな。」

「…うん」

嫌そうな顔して頷くな!!!



まあ信じるの難しいか

普通の女子高生だし私…見た目はね
「愛さ、



桜咲サキ



って知ってる?
桜咲くって書いてサキって読むの」


「桜咲…え、あの桜咲!?!?」


「あ、やっぱ知ってた?」

「そりゃ!知ってるもなにも知らない人なんていないでしょ!!!」

あは、そんなにかーてれますな


「それ私」

「…………はあああああ!??」


わお、ナイスリアクション


「いや、でも、」

テンパってるテンパってる


さて、解説しよう。

桜咲サキはね、2年前ぐらいかな〜
そんぐらいんときに私についた名称

夜に繁華街とかで荒れてる奴らに制裁を与えてたんですよー

そんで、強かったのかなんなのかで、
戦う姿が桜が咲いたようで、でも咲いたらすぐに消えるーみたいなんでついた名前

桜咲ってけっこうよくない?
気に入ってるんだよね〜

桜大好きだしね