「萌っ!!行くよ!!」 「は?!ちょっと…見足りないぃぃ…!!! あぁ、引っ張らないでぇー!!!」 私は、萌を引きずりながら教室に戻った。 あ、もう、机にお弁当が!!!いつの間に!!!! あんのやろーー!!!!!! しかも、友達に話しちゃいそう…って、 信頼してなさ過ぎ!! 私は、母への怒りをしばらく、抑えることができなかった。 でも、ゆうたが来てくれたのは、 ちょっと嬉しかった。