「わ、わ、私のことを!?」 「他に誰がいるの?」 勇太は少し残念そうに眉を下げる。 「え、そんな悲しまないでよ…!ね、まだ誰もだめなんか言ってないし…。」 「まだ…?言ってないだけなの…?」 今度はゆうたの目が潤み始める。 「ごめんごめん!!いいよ!“夢ちゃん”ってよんでも!」 「ほんとっ!!?」 今度は目がきらきらし始める。 目も大変だなぁ…。色んな表情させられて…。 「でも、なんで、“夢ちゃん”なの?」