『じゃあ、和貴、御願いね』


『は。……柚香様は、どうなさるので?』


『沙耶のところに行く前に、ちょっとねー。先に沙耶のところに行っといてくれないかな?きっと、心配しているだろうし。庭で遊びすぎたせいで、双子も寝ちゃったわけだし』


『しかし……』


『だーいじょぶ!バスとかで帰るからさ。じゃ、また、あとで!』