☆真実の“愛”―ただ、愛してる―3





「「ただいまー!」」「まー!」


重苦しい雰囲気の中、帰ってきた、我が家の癒し。


7歳の彬は、小学一年生。


5歳の優依は、まだ、教育中で。


2歳の環の教育も、もうすぐ、始まります。


「ただいま帰りましたー、……あれっ、冬馬?」


見るだけで元気になるような笑顔を浮かべて、子供たちの後から玄関に入って来たのは、冬馬兄さんの妻、葵です。


長くなった黒髪を一つに纏めた彼女は、とても若々しいです。


子供を三人も生んでいるとは思えません。


「あ、真耶!あのね、夏渡が来てたよ!」


……私の義姉ですが、私はこの人が大好きだったりします。


「ありがとう、義姉さん」


「いえいえ。あ、そうだ。お客様なんだけど……」


葵が、言いかけたとき。