「千鶴姉さん、あの本、どこやった?」 「あら、真耶。貴女も読むの?」 「うん。他のを読み終わっちゃったから。借りても良い?」 「良いわよ。いつもの戸棚にあるから」 日の光の気持ちの良い、お昼頃です。 私は千鶴姉さんの部屋を訪ね、本を貰った後、廊下を歩いていました。 そこへ、訪問者が。