☆真実の“愛”―ただ、愛してる―3



「?……迷惑かけて、ごめん。って、また、顔赤いけど……本当に熱ない?」


(これ以上は、勘弁してください!!)


そう思うけど、彼は全く気付かないらしく、私の額に手を滑らせて。


イケメンの破壊力……っっ!!!


もう、自分が何を考えているかも判らなくさせられるほどのイケメン。


これが、本当のイケメンというものか!!


「ぁ、あの……」


「ん?……熱は、ないね」


「ないですよ……」


「じゃあ、何で、赤いんだろうね?」


本当、気づいているのか、気づいていないのか。


顔を近づけられ、心臓が爆発しそうだ。


こんなイケメンたちに囲まれて、生活できている沙耶さんは尊敬に値する!!


「し、知りませんっ……!!失礼します!」


消えた美耶を若干責めつつ、私はその場から逃げ出した。


「……良いな」


イケメンさんが呟いたその声は、私の耳に届くことなかった。