☆真実の“愛”―ただ、愛してる―3




(沙耶さんの声が聞こえる……近くにいるのかな?)


壁から顔をだして、覗き込むように見ると。


「もう……ここ、病院」


「良いだろ?人、いねぇし」


「いつ来るか、わからな……んぅ」


……美耶のいう通り、イチャイチャ中で。


(邪魔してもいいと言われたけど、あそこに入る勇気はない!)


熱くなる頬を押さえ、私は彼らに背中を向けた。


そして、逃げるように角を曲がる。


すると。