「ごめん。僕、好きな人いるんだ」 たった、それだけ。 それだけの言葉なのに、周りにいた女子達は「えーっ!」「嘘でしょ?」と悲鳴をあげる。 でも、私も驚いたよ。 三沢くん、好きな人いたんだ。 あんなかっこいい人に好かれるなんて、その人は幸せ者だなぁ。 「そう、ですか……」 寂しげに去っていく女の子を見て。 告白ってそういうものなんだ、ってぼんやりと思った。