えっと、この状況って……。



もしかして………。



今私、日野くんに壁ドンされてる!?




「ひ、日野くんっ……?」



えっ、ち、近い……!




日野くんの呼吸する音が聞こえるくらい、私達の距離は近い。



でも、不思議と離れようとは思わなかった。



それよりも、今はドキドキと戸惑いで胸がいっぱいだった。




なんで、こんなこと……。