神様、お願いします。 ほんの少しでいいから、待っててください。 今から七草さんに気持ちを伝えるから。 そのための勇気を、俺にください。 友達もいなくて、ずっと勉強ばかりだった俺に。 やっと大切なものができたんだ。 もう他の誰にだって触らせたくはない。 お願いだから、間に合え。 七草さん、あなたに伝えたいことがあります。 俺はどうしても七草さんが気になってしまう。 七草さんのことが、好きなんだ。