*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~

「チェックインまだでしょ? 行こうか」


先輩は、立ち上がりビジネスバッグをキャリーバッグに乗せると、左手で私の分まで持ってくれる。


「大丈夫です。ありがとうございます。実は、上司の方をお待ちしてるんです。ニューヨークからなんですけど、先にチェックインしてていいのかわからなくて」


正直に理由を話すと、先輩は少し驚き眼で黙り込んだ後、なぜか可笑しそうな顔をしてみせる。

……笑われるほど低レベルな質問だった?

私は、恥ずかしくて頬を赤らめてしまう。