窓からは燦々と降り注いでる、朝日。




小鳥の囀り。



私は導かれるように目を覚ます。





「ん~・・・・・」




体を起こして伸びをしてみる。



何だか私、長い夢を見ていたような気がする。




そっと自分の胸に手を当ててみる。






私・・・・まだ生きてる。




昨日死ぬと決意したにもかかわらず、まだこうして息をしている。





どうしてだろう?



今まで黒い雲に覆われていた心が。



今は雲一つもない快晴だ・・・・。