夢の中の彼が私に何を伝えようとしているかは分からない。



でもそんなの私には関係ない。




決心はかたいんだ。



私が辛い思いをするのも、今日までなんだ。




最後くらいは、きちんと前見て頑張ろう。




今の私に怖いモノ無しだった。



「よしっ!最後の登校・・・頑張ろう」


自分に気合を入れて、学校へと向かった。




















私はこの時気付いていなかった・・・。



愛しい愛しいあなたが。



そっと陰から私を見守るように見つめていたなんて――――――。