「・・・なんで学校来ちゃったの?私、昨日忠告してあげたじゃん。バカじゃないの?ホント・・・金本さんの言う通り死ねばいいのに。早く目の前から消えて」



そう言って軽く睨んできた。



ゾクッ!!



背中に悪寒がはしるのを感じた。



私はその空間にいるのは、これ以上は無理だと察知した。




今すぐここから逃げ出したかった。



私はくるりと踵を返し、教室から飛び出していた。







「うっ・・・ひっく・・・」
涙は止まることを知らないかのように、どんどん溢れてくる。


どうやら私の心は、完全崩壊してしまったみたい。




もう・・・これ以上無理だわ・・・。