「愛沢さん、ちょっといいかしら?」

金本さんに宣戦布告されたあの日以来の、呼び出しだった。





私は金本さんに連れられて、中庭へと来てしまった。




人目のつかないこんな所で、今度は何されるんだろう?



また体の震えが止まらなくなっていた。





私・・・・何かした・・・・・?




金本さんはジリジリ私に近寄ってくる。




私の方に向かうたびに、私は一歩・・・また一歩後ろに下がる。




そして・・・ついに後ろに下がれない所まで来てしまった!!