本当に彼は、私たちの知らない「星叶翔」なのだろうか?




私たちを見ても何も反応を示さないなんて・・・。




やっぱり幻を見ているのかな?




「ねえ、未来。彼・・・・本当に叶翔くんなのかな?」




「ん~どうなんだろう・・・。分からない」




「だよね・・・・・。そろそろ帰ろうか」



「うん・・・・」





考えてもキリがないので。




とりあえず私と桃子は自宅に帰ることにした。












――――――自宅へ帰る私たちを、あなたが優しい眼差しで見ていたなんて・・・・。




微塵にも思わずに・・・・。