FUTURE☆DIARY~未来日記~

「また明日学校でな!」




「気を付けて帰れよ!」




「金本には近づかないようにな!」



次々と私に向けられる優しい挨拶。




「う・・・・うん!また明日ね。バイバイ!」



「おう!」


私その場にいたたまれなくなって、急いで教室から飛び出して。



下駄箱まで一気に走り出していた。






―――ドキドキドキ・・・。




何なの・・・?コレ。



今まで感じたことのない感覚に襲われる。




痛いほど胸を締め付けるけど、これは決して不快感ではない。