FUTURE☆DIARY～未来日記～

このような些細な「幸せ」が起こればいい・・・・・。




毎日を通して積み重なってくれればいい・・・。



昨日より今日、今日より明日は。


幸せなことが待っていると信じたいから・・・・。













―――――そして、放課後。




帰りの支度を済ませて、教室を出ようとしたその時。




「おーい、愛沢！」


「え？」


誰かに呼ばれた。


ハッとして振り向くと、菊池くんとその周りの友達が、私に向かって手を振って微笑んでくれていた。