むかーしむかし「蝶蘭」という強く、優しく、楽しい世界No.1の暴走族がいました。
蝶蘭には双子の総長がいました。
双子の兄は「光蝶」
妹は「闇蝶」と呼ばれていました。
「最強」「最恐」「世界No.1」
語るのに誰も文句は言わない。
誰もが認める最強の双子。
世界No.1の組の若頭となり誰にでもある闇を何個も何個も持つ妹。

「フフフッ…アハハハハ……ネェ…タノシイアソビヲシヨ??…………ダレカタスケテ。」
「もう辛い思いをお前がする必要はない。」
「ねぇ、どうしてそこまで無理しちゃうの?俺の事も頼ってよ。」
「……女は嫌いだけど、お前みてるとほっとけない。…なんで?」
「大丈夫!ここのみんなはあんたの味方だ」

「なんで、苑がかばった?そんなのお前を守りたかったからだろ。自分を殺してまでお前に生きて欲しかったんだよ。だから、壊れないでくれよ。」
「俺は××のせいなんて思ってない。全部敵が悪いんだ。壊れないで。もうあんな××みるのは嫌だ。」
「苑は××を庇う前、お兄さん達に連絡してたんだよ。××が壊れる前になんとかしてって」
「オレは××に生きて欲しいから、守りたかったから庇ったんだ。…だからそんな顔しないで…。」

妹を助けたいと思う兄。
兄を殺した敵への復讐のために
闇と化してしまった妹を救えるのは一体誰?