アイスを食べ終わり、家までの道のりを歩いていると俊稀は足を止めた。 『なぁ、あいつに会うのやめろよ…』 「…えっ」 『あいつは…!…っ』 力強く言葉を放つと、俊稀は口を固く瞑った。 「冬汰がどうしたの?」 『…いや。なんでもない。』 冬汰は俊稀に何を話したの? モヤモヤした気持ちで俊稀の後ろを歩く… ただひとつわかるのは、あたしには言えない…事ってこと。 「冬汰に会いにいく。」 『は?ちょっ…』 俊稀が言いかけていた言葉を無視して、逃げるように走り出した。