「~であるとき、主人公はどのような心情だっただろうか。」


「はいはいはい!コイツなんねんてって思ってた!」

コクリ、コクリ、

「あははっ!浅海サイコー!」
「だろ!!」

コクリ、コクリ、

「…あ。せんせー!白石寝てます!」



「っ……ね、寝てませんよ!!」

バッと顔を上げて手を上にあげる
もうちょいで眠りの世界に入れたのに…


「次は気をつけるんだぞ」

「いや、だからまだ寝てないって!」

「先生に対してなんだその言い方!!」



だらだらと文句を零す先生
すいません、と謝りながら浅海の方へ目をやるとニヤニヤしながらこっちを見ていた

くっそ、浅海め。