鬼退治

『そっか、流鬼のこと

好きになっちゃったんだね』


気がついてしまった


本当はもっと前からわかってた気がする

でも、気づかないフリをしていた


強がっていた


しかし、同時に


『私なんかが好きになっていいのかな?』


不安が押し寄せてくる