あぁ…何言ってんだろ。 絆創膏くらい持ってきたら良かった。 周りで、高いヒールを履きこなしてる同年代の子達が、キラキラしてみえて… こんなとこでしゃがんでる自分が、余計惨めに思えた。 「何言ってんだよ」 ポンッと頭に手が乗っかる。 俯いていた顔を上げると、蓮の笑顔が見えた。 「お前はちっちゃいままでいいんだよ。」 「え…?」 「その方が俺の好みだからな」 嫌味なくらい整った顔立ち、異常なほどに好かれる蓮。 性格だけは最悪だけど。 ……あぁ、でもこの男、モテるのが少しだけわかったかも。