「3・2・1…終わったぁ!」 隣で叫んだ優悟にビクッと肩を揺らすと同時に、チャイムが鳴った。 素早く教科書をしまう優悟に、どんだけ退屈だったんだろうと思う。 「優悟って元気だね」 そう言って笑うと、優悟は何で笑われてるのか分かってないようでキョトンとしてた。 ―――♪〜♪〜 そんなあたしの背後で、いきなり鳴り響いた携帯にまた肩をビクッと揺らすと、 「…何?」 素っ気なく答える、蓮の声が聞こえた。