俺様野郎とパシリなあたし







だけど視線を合わせる事は無く、あたしの目線は優悟の気崩した制服で、


「だって、目ぇ合わそうとしないじゃん?」


「……」


今正にそんな状態なだけに、何も言うことが出来なくなった。


優悟の目を、見ることができない…。


だって…どうしたらいいのか分からないんだから。


別に好きだと言われたわけじゃないけれど、ちいちゃん曰優悟と蓮の言った事は告白なんだと教えてもらった。