俺様野郎とパシリなあたし







あたしの反応に蓮は悟ったのか、小さく溜息をついた。


そう、蓮の言った事は事実で、あの日車に突っ込んできたのは族関係の人達だった。


どうして蓮がその事を知っているのか疑問になったけど、


「まさか…」


続ける蓮に、今は話を聞くのが先だと思い耳を傾けた。


「そいつ等、死んだ?」


震える手に、蘇る記憶。


蓮のシャツをぎゅっと掴んだあたしは「うん」って言葉と共に頷いた。