「明菜っ!」 最後の記憶は、お父さんがあたしを呼んだのと、抱きしめた事だけ。 それ以降はまるで夢でも見ていたような感覚で、気付いた時には… 「大丈夫かな?」 「え…?」 知らないオッサンにタオルをかけられて、椅子に座っていた。 頭が回転しない。 自分が一体ここで何をしていたのか、本当に分かりそうに無かった。