「…バカ?」 だけど、あたしに届いたのは蓮の笑い声と、もう口癖にもなっていそうなその言葉。 「何でそんな事わかんだよ?」 「……」 「自分の娘、マジで嫌いになる親なんか…」 「言われたんだもん!!」 蓮の声を無理矢理遮った、あたしの大きな声。 シンと静まった、その空間に響くのはあたしの呼吸音だけ。 蓮は少しだけ目を見開いて、途端に真面目な顔。