―――――――――…☆ 「………で、逃げて来たの?」 腕を組み、スラリと長い脚も組むちいちゃん。 怪訝そうなその顔を目の前に、あたしはコクリと頷いた。 途端に、はぁ…と短いため息。 「あんたバカ?」 「え?」 「それ、告白だっつーの!」 ちいちゃんがあたしを指差し、呆れた様子で言った。 …まではよかった。 だけど、声が大きすぎて、見事に食堂中の視線を集めてしまってる。