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「………で、逃げて来たの?」


腕を組み、スラリと長い脚も組むちいちゃん。


怪訝そうなその顔を目の前に、あたしはコクリと頷いた。


途端に、はぁ…と短いため息。


「あんたバカ?」


「え?」


「それ、告白だっつーの!」


ちいちゃんがあたしを指差し、呆れた様子で言った。


…まではよかった。


だけど、声が大きすぎて、見事に食堂中の視線を集めてしまってる。