少し感心しながらその様子を見ていると、やけに目に付く二人がいた。 「蓮、お前動き鈍くなったんじゃねぇかぁ?」 ボールを持ち、挑発しながらシュートを打とうとする優悟と… 「バカが…てめぇに言われたら終わりだっつーの」 鼻で笑い、それを阻止しようと目論む蓮。 いつもと変わりなく、相変わらずの二人だ。