まるで、何かの意思に支配されてるかのように、迷う事なく廊下を突っ走る。 ただこの時、数年前の出来事が、頭の中に流れていて。 もう二度と、悲劇が起きるは嫌だった。 ――バンッ! そして気がついた時、あたしは屋上にいて… 「はぁはぁ…」 息を切らしたあたしは、野次馬の視線を一瞬にして集めた。 胸に手を置き、乱れた呼吸を整える。