俺様野郎とパシリなあたし







そんな蓮の呆れ顔を、あたしが口を“ヘ”の字にして眺めていた時だった。


「ちょ、あれヤバくない?」


「え…?」


いつの間にか廊下にいたちいちゃんが、窓の外を指差した。


つられて指差した方向を目で追うと、屋上にうちの女子高生が立っている。


…それも、フェンス越しに。


屋上には先生達が集まっていて、野次馬の生徒の姿も、ちらほらと伺えた。