「おい、居眠り明菜。チャイム鳴ってんぞ?」 「ぎゃ!」 気持ち良く快晴の空を眺めいたあたしの視界に、急に蓮が映った。 思わず出た変な叫び声に、自分でもびっくりしてしまう。 だけどそれは蓮も同じようで、「俺は化け物かよ…」と、少しショックを受けているようにも見えた。 「もうチャイム鳴ったぞ?」 一瞬意識が飛んでいたあたしに、蓮がもう一度言う。