俺様野郎とパシリなあたし







こっちに行けばこうだとか、そんなのは全然分かんないけど。


何となく、そう感じた。


「水沢…」


あなたじゃないんだって。


「水沢…っ」


だから、あなたじゃないんだってば。


そう思いながら、顔を上げる。


ぼやける視界に映ったのは、あたしの担任で…


「水沢!」


物凄い形相で、あたしの名前を呼んだ。