少し力を入れただけでも折れちゃいそうだ。 子猫の透き通るような青い瞳に、自分の姿が映る。 あたしの態度の変わり様に「なんだよ…」って呟く蓮はスルーして。 「ねぇ、この子の名前もう決めたの?」 子猫を両手で高く上げながら蓮に聞く。 「決めてねぇ」 「ふーん…どうしよっか?」 蓮の言葉で考え始めたあたしに「白いし“シロ”でよくね?」と、横から聞こえた。