俺様野郎とパシリなあたし







「お前今日叩きすぎだろ」と、少しふて腐れた様子の蓮は、あたしの額を軽く小突く。


そして、何事もなかったかのようベットに腰掛けたこの男は、懐に片手を突っ込んだ。


もちろん、その行動が示す意味は一つしかなくて…


「にゃぁー」


…一体、何なの?


うなだれるあたしの視線の先には…


「可愛いだろ?」


微笑んだ蓮の手に、首根っこを掴まれた白い子猫が鳴いていた。