「のんちゃんのベット」 指を差す先にあったのは、ピンクのベット。 だけど、あたしの目にはちゃんと映っていた。 …モノトーンで整えられた、別のベットが。 そう、きっとそれは、蓮が寝るはずのベット。 「あきちゃん、もうねんねのじかんだよ」 「へ?」 のんちゃんの言葉に時計を見ると、時刻は9時をさしていた。 さすが、幼稚園児はちがう。 9時に寝るなんて、今じゃ考えられないもん。