その人が誰なのか、全く分からないあたしは唖然としたまま。 だけど… 「母さん暑い」 蓮の言ったその言葉で、やっと誰なのかが分かった。 …お、お母さん? 「あ、優悟も久しぶりね!今日はウチでご飯食べていく?」 少し寂しそうに蓮から離れた、お母さんらしきその女性は… 優悟に近寄り、頭をぐしゃぐしゃと撫でまわしている。 「ちょ、ちょっと稚恵さん!」 優悟は困惑しながらも「うん!」と大きく返事した。