「ゆ、優悟…?」 「ひっでーなぁ」 頬を摩りながら、あたしを見る優悟に、ますます意味が分からない。 「殴らなくてもいーだろ?」 その言葉に手を見れば、あたしの腕は前に伸びきっていた。 「ご、ごめん!」 どうやらあたしは寝ぼけていたようで、知らないうちに優悟を殴っていたらしい。